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クーベリックトリオ結成25周年記念コンサート

クーベリックトリオ名古屋公演2017

 

2017.10.18(水)19時開演

@電気文化会館ザ・コンサートホール

 

出演:クーベリックトリオ

   石川静(ヴァイオリン)

   カレル・フィアラ(チェロ)

   クヴィタ・ビリンスカ(ピアノ)

 

 

コンセプト:

クーベリックトリオとして25年前にスタートした活動を皮切りに、その1/4世紀は短くもあり長くもあり、年月を経て演奏している実感をはっきりと意識しない“時の流れ”と感じています。音楽に携わる歓びに導かれ、ここまで来られたのは聴衆のみなさまのお蔭でもあり、各国のステージでの貴重な体験を生かしつつ、現在のクーベリックトリオが形づくられてきたと深く感謝しています。

 

このアニヴァーサリーならではの機会に、私たちへの些細なご褒美をプログラミングしました。今年新しいレパートリーに加えた、若きセザール・フランク作のピアノ三重奏曲作品第1番です。ピアニストであったクヴィタ・ビリンスカの母が25年ほど前「素晴らしいピアノトリオを聴いて大感激。フランクの1番を是非とも手がけるように!」と、心の隅にひっそりと温められてきた故人の言葉でした。

チェコで演奏されることは稀なこの曲、3楽章形式で書かれていますが、主題は全楽章を通して終始一貫性を保っています。冒頭は時計のチックタックを想わせ、ノンヴィブラートで無表情にまで至る深い哀しみを聴衆へのアプローチと受け止めています。2楽章はスケルツォ風な軽快でリズミカルな部分と、1楽章では無表情な絶望感を表現していたレガートのテーマが同じピアニッシモでありながら、うっすらと温かい色彩を醸し出しています。最終楽章のフィナーレは、堂々と英雄的な部分と対照的な優しさを併せ持ち、情熱的な愛や歓喜をクライマックスへと繰り広げていきます。

曲全体のスタイルが“25年間の歩み”という私たちの過去と重なることに共感して、いま現在のクーベリックトリオを演奏に反映させられたらと、抱負を自覚しています。

 

人生の節々を三種の異なる楽器で奏でる、ピアノトリオの醍醐味としてお楽しみいただけますようプラハからメッセージをおくります。

 

                           クーベリックトリオ一同